検査 |
目的 |
方法 |
基礎体温の測定 |
- 排卵の有無がわかります
- 毎月のパターンから排卵日の予測ができます
- 液体機能不全の有無がわかります
- 不正出血の原因が推測できます
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朝目覚めたときに口の中に婦人体温計を入れて測定します。これらをグラフにし、低温相と高温相の二相性を示すと排卵周期があると考えられます。 |
卵胞検査 |
- 卵巣内の卵胞の発育の程度を知ることができます
- 内膜の形状や厚さ、排卵後の卵胞消失の確認にも使用できます
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経膣的に超音波で卵胞の発育状態をみます。
排卵日が近いと卵胞は直径20mm前後になります。
内膜は3相性を示し10mm前後になります。 |
血中ホルモン検査 |
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FSH(卵胞を発育させるホルモン)LH(排卵をおこさせるホルモン)F2(卵胞ホリモン)R4(黄体ホルモン)プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)などの採血をします。 |
子宮卵管造影 |
- 卵管の通過性、卵管采周囲癒着の程度を調べることができます
- 子宮の形を知ることができます
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生理直後~低温相の間におこないます。子宮頚管の入り口から造影剤を注入し、直後と翌日以降に腹部レントゲン写真を撮影します。左右の卵管を個別に造影する選択的卵管造影を必要とする方もいます。 |
精液検査 |
- 精子の数、運動率、濃度、奇形の有無、白血球数などを調べます
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専用容器に直接採精します。3~5日程度の禁欲期間が必要です。 |
フーナーテスト |
- 膣管粘液中や子宮腔内に精子が侵入したことを確かめます
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排卵日頃の朝に性交後、数時間以内に頚管粘液を採取し、頚管粘液と精子の適合性や精子が子宮腔内に達していることを確認します。 |
抗精子抗体 |
- 精子に対する抗体で精子を不動化したり受精障害をおこします
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採血をします。精液所見により夫側の採血を必要とすることもあります。 |