代理出産で女児インドから帰国できず=日本人夫婦が出産前に離婚
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出国するには養子縁組が必要



インド人女性に代理出産を依頼した日本人夫婦が子供の誕生前に離婚したため、女児がインドを出国できないでいることが平成20年8月7日に判明した。

生まれた女児の国籍や親子関係が不明なままとなっている。

日本にいる元夫は引き取りを希望しているものの、出国させるには養子縁組などの法的手続きが完了しなければならないという。

代理出産をめぐっては、日本学術会議が4月、途上国への代理出産ツアーを問題視し、、法律で原則禁止すべきだとの報告書をまとめており、その懸念が現実化した形となっている。

この夫婦は、昨年11月にインドを訪れ、現地のインド人女性と代理出産を契約。

元夫の精子を使って体外受精させた受精卵をインド人女性の子宮に移植し、妊娠してもらった。

卵子は別のインド人のものが使われたという。 

インドでは2002年に商業的な代理出産を認める国の指針ができてから代理出産が広まっている。

貧しい女性が代理母になる場合が多くて65万円から162万円で依頼することができるという。



 

一番可哀想なのは子供です。

親はあとさき考えず代理出産を考えてしまいこんな結果になってしまったということでしょうか。

元妻は他人の卵子で生まれてくる子に違和感があると訴えて、直前に離婚したそうですが、この心境の変化はなんなのか理解しかねます。

代理出産をお願いするに至るまでには並々ならぬ決意や覚悟があったはずなのに・・・

家庭の事情もあるでしょうからなんともいえませんが、元妻の離婚という判断により子供に母親がいなくなってしまったのですから子が一番の被害者です。
                                  

 
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