ストレスとつきあう法

ストレスが原因の病気
ストレスがひき起こす病気にはいったいどんなものがあるのでしょうか。例をあげると不妊症、不感症、インポテンツ、高血圧症、心筋梗塞、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、難聴、円形脱毛症、慢性関節リューマチ、夜尿症、自律神経失調症、糖尿病、肥満症と、体の病気としてさまざまな症状があります。また、ストレスによる心の病気として、心身症、神経症、うつ病などがあります。

ストレスってなあに？なんらかの刺激が加わって心身に負荷がかかった状態をいいます。これらの刺激には物理的、化学的、生物的、社会的なあらゆる刺激がふくまれます。ストレスそれ自体は悪いものではありません。適度なストレスや良いストレスはやりがいをもたらす人生のスパイスとなるのです。ストレスはどうやって起こる？人間の体に外部から何らかの刺激が加わると、体に異常が起こらないように、刺激に抵抗して体を守ろうとする反応が起こります。この場合の外部からの刺激（ストレス）は騒音、熱さ寒さから細菌による感染まで多種多様です。この刺激が弱い場合、人間の体はそのストレスに抵抗できますが、そのストレスが強すぎたり、長すぎたりすると本来持っている抵抗力の許容を超えてしまい病気になってしまいます。また、不安、緊張、恐怖、自由の束縛といった精神的な刺激もストレスとなります。精神的な刺激も度を越すと心とからだに病気をひき起こす原因になります。ではいったいどのような状況がストレス病をひき起こすのでしょうか。　　　　　　　　　　　次へ