子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査はたいへん重要な検査です。
というのは通常の不妊治療での妊娠の可能性を測るのに重要な判断材料になると同時に卵管のとおりをよくするための大切な治療となります。
女性不妊の原因の30〜50%は、卵管の異常が占めているといわれています。
初めて卵管造影検査を受けた人の4人に1人が検査後1年以内に妊娠しているというデータもあります。
子宮卵管造影検査は次のような方法で行います。
X線撮影装置
卵管にヨードの入った造影剤を注入して、卵管の先から造影剤が出てきたところでX線撮影をします。
検査は子宮に造影剤を注入した直後と、時間をおいたあとの二度撮影します。
時間をおく理由はそのあいだに造影剤が拡散するのでとおりのよくない部分がはっきりとみえてくるからです。
最近ではテレビにつないだ画像により観察する方法もとられています。