検査 |
目的 |
方法 |
子宮鏡 |
- 子宮内面からの着床障害の原因を調べる
- 粘膜下筋腫、内膜のポリープの有無を調べる
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生理終了直後から生理5日目におこないます。
子宮腔の中に細いファイバースコープを挿入し観察します。 |
特殊なホルモン検査
①LH・RHテスト
②テストステロン
③尿中LHカラー |
排卵障害の原因部位を知ることができる
多襄胞性卵巣症候群と呼ばれる排卵障害の原因になる。
尿中LH濃度で排卵時刻を推定する。 |
生理開始日より5~7日目頃におこなう検査です。視床下部ホルモンであるLH・RHを注射し30分後・60分後に採血して下垂体ホルモンの状態をみます。
採血をします。(男性ホルモン・副腎由来の男性ホルモン)
採尿してもらい専用キットで検査します。排卵日近くに黄体ホルモンの放出がおき36時間後に排卵します。
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頚管粘液検査 |
- 排卵日の推定ができる。
- 精子の頚管の通過性の目安になる
- 粘液の分泌量と結晶形成をみます
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排卵日頃に頚管粘液を顕鏡します。(分泌量が少ない場合や粘性が低い場合は精子の上昇が困難なため妊娠しにくくなります。) |
クラミジア抗原、抗体検査 |
性感染症のひとつで、卵管性不妊の原因になる。 |
診察(内診)時、頚管から採取(抗原検査)血液検査をすることもある。(抗体検査)パートナーの治療も必要です。 |
子宮内日付診 |
黄体機能不全の診断ができる。 |
高温期(排卵後5~7日目)に子宮内膜を採取し、組織を検査し適した内膜かどうかみます。同時に黄体ホルモンの採血もします。 |
子宮ガン検診 |
子宮頚癌、子宮体癌の有無を調べる。 |
診察(内診)時におこないます。 |
甲状腺機能検査 |
卵胞形成や黄体形成を助ける役目が
ある。 |
採血をします。 |
子宮内膜症 |
不妊の方の20から30%にみられ不妊の原因になっているのではないかと考えられている。 |
MRI、超音波、血液検査(貧血、
CA125)などで診断します。 |
子宮筋腫 |
内膜の圧迫程度により着床障害の原因となる。 |
MRI、超音波、血液検査(貧血、
CA125)などで診断します。 |