HMG皮下注射について
通常、誘発剤を飲用して3日後に1回目のHMG注射をします。
さらに1日おきに2回程注射をして卵胞を発育させます。
AIH4回目を挑戦中に、病院から自分で注射する方法があるということで、その注射方法を教えてもらいました。
注射を病院で打ってもらうと、家から病院までバスで片道2時間、往復で4時間さらに病院で長い時間待たされます。
それが自宅で自己注射を打つことにより所要時間10分で済むのです。
しかし、やはり自分で針を刺すのは怖いもの。
痛みはあまり感じませんでしたが、「空気が入ったらどうしよう」とか「薬がもれてしまう」等不安要素がいっぱいで、結局2周期しかできませんでした。
その後はまた往復4時間かけて通いました。
- 注射部位は1箇所に集中しないようにしましょう。同一部位に繰り返して注射すると発赤や硬結の原因になります。
- 注射の際は十分に皮膚をつまみあげ、皮膚組織に針を刺すようにしてください。
3.注意すること
- 2.5ml注射器
- 注射針
- アルコール綿
- HMG製剤
- 生理食塩水(溶解液)1mlまたは2ml
1.用意するもの
2.注射の準備・しかた
- 袋から注射器を取り出します
- 注射器に注射をしっかりと固定し、空気を抜きます
- HMG製剤、溶解液の各アンプルをしっかり持ち利き手で勢いよくアンプル上部をカットします。
- 溶解液アンプルを傾け注射器で1ml吸い上げます
- 吸い上げた注射液をHMG製剤アンプルへと注ぎます
- 溶けたHMG製剤を傾け注射器で吸い上げます
- 23G針から26G針に取り替えます
- 注射器を上にして持ち、空気を抜きます
- 腹部に注射します。注射部位をアルコールで消毒します
- 注射部位の皮膚を親指と人差し指でつまみ上げつまんだ皮膚の真ん中に約45度の角度ですばやく針をさします。(針は1/2から2/3位さしてください
- 注射が済んだら針をすばやく抜き、注射部位をアルコール綿でおさえます。
- もむ必要はありません。