精子や卵子の提供は米国で盛んに行われており、精子や卵子も商品化され、人気のある精子や卵子には高額の値が付くのだそうです。精子が50から500ドル、卵子は摘出に手間がかかるので、少し高めの50から20000ドルが相場となります。
アメリカではプライバシーの保護が法律によって規定され、18歳に達した子供には父親を知る権利を認めていますが、日本では未整備であり、倫理上の問題から売買はほとんど行われていないというのが実情です。

卵子ドナー 収入額

卵子ドナー 収入額 

卵子提供型

受精する能力がない場合に、他人の卵子と夫の精子による体外受精を行い、出産は妻が行います。

AID
無精子症等、夫の精液では妊娠不可能な場合、遺伝により赤ちゃんに問題が起こる可能性がある場合等に他人の精子と妻の卵子による体外受精を行います。

日本でも「エクセレンス」という民間会社が、2007年の1月にテレビで精子・卵子の売買ビジネスを取り上げられ話題となりました。なんでも卵子提供に成功すれば提供者側へ100万円の報酬、依頼者とドナーが直接面接できるシステムや、依頼者は150万円という斡旋料をこの会社に支払うのだとか。現在アクセスができない状態なので存続しているのかどうかもわかりません。

卵子提供型もAIDも夫または妻以外の遺伝子により授かるのですから夫婦間の合意なくしては行えません。

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